「晩酌の流儀4」秋冬編・第9話レビュー|応援団の“間”と山椒ぶり大根で飲ませる24分

「晩酌の流儀4」秋冬編・第9話レビュー|応援団の“間”と山椒ぶり大根で飲ませる24分

まず、今夜の第9話は“応援団”が主役級。

というのも、雪谷大学応援団の団員・浅見(南出凌嘉)がホップハウジングに来店し、防音物件を探すところから物語が走り出します。

やがて美幸(栗山千明)は、防音物件を探す参考にするため彼らの練習に飛び入り参加。

腹式呼吸の発声、姿勢、間合い——その全部が、のちの晩酌の所作とぴたりと重なる設計でした。

さらに、今夜の三品は〈山椒ぶり大根/大根カニカマツナマヨサラダ/大根の葉と豚バラ炒め〉。

温度と香り、そして“山椒の余韻”でビールもサワーも進む回です。

 

「晩酌の流儀4」秋冬編・第9話レビュー 応援団の“声”と“間”が晩酌の導線

というのも、浅見が求めるのは“声が出せる場所”。

美幸はまず応援団の練習を見学し、息と姿勢の作り方を体で掴みにいきます。

結果、掛け声の“ため”と“抜き”が、帰宅後の“火を入れる→待つ→盛る”のテンポへシームレスに置き換わる。

さらに、団長・轟の厳しさの奥に“応援される側の背中を押す誇り”が見え、仕事ドラマとしても心が温かくなる展開でした。

体育会系の汗と礼節が、今夜の一杯を格別にしています。

 

“言葉少なめ”の説得力:栗山千明の視線・呼吸・姿勢

まず、美幸の演技は“語らず整える”。

相手の息に半拍合わせ、視線で距離を測り、姿勢で温度を揃える。

だから、厳しい練習場面でも画面は刺々しくならず、帰宅の晩酌にやさしく接続できます。

呼吸のテンポが落ち着くほど、のちの「山椒ぶり大根」の湯気と香りが立ってくる——この“減速の一拍”が第9話の肝でした。

 

“応援される意味”を問う:場所が人をつくる

次に、防音物件探しは単なる機能探しではありません。

声を出す、叩く、走る——その“音”を受け止める箱は、同時に“自信”も受け止める。

だから、物件提案は価格や広さだけでなく、“続けられる距離”や“帰宅”まで含めて設計されます。

これは晩酌の流儀が一貫して描く“晩酌を最高にするための生活設計”と同じ思想。

応援団の“間”は、家の“間取り”へ。

結果、仕事ドラマとしての説得力も増し、晩酌パートの幸福度が上がりました。

 

SNSの反応:三品の“全部大根”と山椒の高揚

そして放送前からSNSでは、公式Xが“第9話の料理”を先出してます。

〈山椒ぶり大根/大根カニカマツナマヨサラダ/大根の葉と豚バラ炒め〉の“全部大根”構成に「攻めてる」「家で即再現できる」と反応が集まりました。

特に山椒の使い方に期待の声が多く、脂×清涼のコントラストに注目が集中。

今季は“手の演技で飲ませる”設計が続いていますが、

山椒の一撃は映像越しでも香りを想像させ、コメント欄が一気に温度を帯びていました。

 

本日の三品:山椒ぶり大根/大根カニカマツナマヨサラダ/大根の葉と豚バラ炒め

さて、三品は公式SNSで事前に公開済み。

設計はとても合理的で、主役の“煮”に対して“和え”と“炒め”でリズムを刻む三角形。

つまり、山椒で脂を立て、ツナマヨで大根の水分を包み、葉と豚バラで香りと食感を増幅する構成です。

家庭再現では“手数少なめ・洗い物少なめ”が吉。

以下、工程を最短化しつつ、番組に寄せたコツを添えます。

 

メインの山椒ぶり大根:清涼の刃で脂を断つ

【材料(2人)】ぶり切り身2〜3、大根8〜10cm、出汁300ml、酒・みりん各大さじ2、醤油大さじ2、砂糖少々、粉山椒(or実山椒)、生姜薄切り。

【手順】1) 大根は下茹で。2) 鍋に出汁・酒・みりん・醤油・砂糖・生姜で煮立て、大根→ぶりの順で中火。3) 落し蓋で10〜12分。4) 火を止めて粉山椒、好みで追い山椒。

【コツ】山椒は火を止めてから。香りが飛びません。脂強めの切り身なら、下処理で塩を当てて10分→湯引き。

 

大根カニカマツナマヨサラダ:水分を“油で包む”

【材料】大根10cm、ツナ1缶、カニカマ適量、マヨ大さじ2〜3、酢小さじ1、醤油少々、胡椒、青ねぎ。

【手順】1) 千切り大根に軽く塩→5分置いて絞る。2) ツナの油は捨てずにマヨと混ぜ“乳化”させる。3) カニカマを割き、酢・醤油で整え、ねぎで締める。

【コツ】“水分を油で抱かせる”と味がぼけません。大根が辛い日は砂糖ひとつまみで丸める。

 

大根の葉と豚バラ炒め:香り×塩脂の即戦力

【材料】大根の葉1把、豚バラ薄切り120g、にんにく少々、醤油小さじ1、酒小さじ1、胡椒、白ごま。

【手順】1) 葉は細かく刻み、水気を拭く。2) フライパンで豚バラ→にんにく→葉の順。3) 酒・醤油でさっと香り付け、胡椒とごま。

【コツ】炒めすぎない。葉は“青の香り”が命なので、最後は強火で一気に。油が回ればOK。白米にも酒にも合う万能副菜。

 

“所作で旨くする”——声→待つ→注ぐの三拍子

結局、今話の肝は“声と間”。

応援団で学んだ腹式の伸びが、鍋前の“待つ一拍”と同じリズムを生み、最後の注ぎで視覚と聴覚がピークを迎えます。

ぶり大根は煮立て過ぎない静かな湯の動き、サラダは水分管理、葉炒めは余熱で止める

そして、いつものようにグラスは壁伝いに静かに注ぎ、最後の5mmだけ立てる。

音と温度が揃えば、山椒の清涼が一層鮮明に。

応援団の“間”が、家の食卓で味に変換される瞬間です。

 

ガチ体育会系の多幸感:ゴン太教授は泣いた

私は高校時代、応援団の講習で膝と喉を鍛えました。

だから、浅見の汗や団長の叱咤に、当時の重みが一気にフラッシュバック。

姿勢と呼吸で“気合”を作る——あの儀式性に没入し、ドラマパートは正直、涙腺が緩みました。

厳しさの裏に“支える誇り”があるから、最後の「いただきます」が胸に届く。

体育会系出身として、今話は刺さりまくり。

ありがとう、の一言。

 

“カニカマ追加もあり”の発見と、大根の葉を全国へ

今夜の気づきは“カニカマ追加も全然あり”。

色、甘み、繊維感がツナマヨと相性抜群で、“もう一口”が止まりません。

そして、番組内で語られた“大根の葉の価値”に全力同意。

青の香りと鉄分感は、炒めると最高の酒肴です。

全国のスーパーで“葉付き大根”が増えたら、家庭の酒席はもっと幸せになるはず。

伊澤さん(=美幸)の設計、やっぱり凄い。

 

“いつものタコチューハイ”にニヤリ:銘柄がズバリ

二杯目のタコチューハイ、最初は泡と音だけで“ぼやけた”印象でしたが、銘柄がはっきり映った瞬間にスイッチオン。

「自分がいつも飲むやつやん!」とテレビ越しに握手したくなる共感値。

ぶりの脂に山椒が効いたあと、レモンの直線が気持ちよく刺さり、葉炒めの香りで再加速——この飲みの“設計図”を、銘柄が一筆書きで結んでくれました。

 

まとめ

総括すると、第9話は“応援団の間”が“晩酌の間”に変換される名回でした。

まず、腹式呼吸で体を張る若者の姿が、働く大人の記憶を呼び覚まし、仕事の誇りへとつながる。

美幸は言葉を足さず、姿勢と呼吸で空気を整える演技。

だから、帰宅後の鍋前で“待つ一拍”が自然に生まれ、湯気と山椒の香りに視覚と聴覚がチューニングされます。

料理は、①山椒ぶり大根=脂に清涼の刃、②大根カニカマツナマヨサラダ=水分を油で包む設計、③大根の葉と豚バラ炒め=香りでリセット。

三角形の循環で、ビール→サワーと“もう一杯”の余裕が続きました。

個人的には、応援団の礼節と厳しさに胸が熱くなり、体育会系の血が脈打つ30分。

さらに、カニカマ追加の発見や、葉付き大根の価値再確認まで、家庭の食卓に直結する学びが満載。

結局、今夜も“所作で旨くする”が真理。山椒の余韻が去る前に、もう一杯どうぞ。

 

次週予告(第10話|最終回)

次回(12月5日〈金〉25:12〜25:43 ※一部編成の都合で時刻変更あり)は、商店街の未来を懸けたクライマックス。

雪谷一番商店街を取り壊し、インバウンド向け複合施設「雪谷江戸タウン」を建てる再開発計画が浮上。美幸は“トップハウジングス”が関与していると掴み、王子流星(忍成修吾)に直談判しますが一蹴されます。

そこで海野(おかやまはじめ)ら商店街の面々と署名活動を開始——しかし相手は動じない。

美幸は“日々の暮らしと一杯の幸福”を守るため、ある作戦に打って出る……という胸熱展開です。

晩酌パートの主役は「玉ねぎ生姜ちゃんこ鍋」。

季節の終盤にふさわしく、玉ねぎの甘みと生姜の立ち上がりで体を芯から温め、気持ちを“前へ”押す設計。

時間変更を踏まえつつ、湯気の向こうの“乾杯”に備えましょう。

次回予告はここで見られます👇

  • 公式YouTube予告(第10話):(youtube.com)
  • テレ東 公式サイト(秋冬編トップ/各話情報):(tv-tokyo.co.jp)

※SNSでも更新が出ます→X公式アカウントはこちら。(x.com)

 

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サイクリストゴン太教授居場所プランナー
こんにちは!30年間様々なマーケティング手法を取入れ営業に携わってきた、福島県出身のゴン太です。日々、スポーツで汗をかくことで心身ともにリフレッシュするのが好きです。特に、重量級なが らも情熱を持ってサイクリングを楽しん でいます。仲間たちとのランチライド は、私の週末のハイライト! お酒を楽しむことも、私の大切なリラックスタイム。旅行へ出かけることで新たな土地の文化や美味しいものを探求するのも、私の生きがいの一つです。 ここでは、サイクリングの冒険、旅行記、日々の発見や思いをシェアしていきたいと思っています。同じ趣味を持つ方、興味を持ってくださった方へ役立って、繋がれたら嬉しいです!