「晩酌の流儀4」秋冬編・第8話レビュー “しば漬タルタル”が決め手のサクぷりカキフライ!余韻まで飲ませる所作

「晩酌の流儀4」秋冬編・第8話レビュー “しば漬タルタル”が決め手のサクぷりカキフライ!余韻まで飲ませる所作

 

まず結論、今夜は“口福”一直線だ。

美幸(栗山千明)が挑むのは〈カキとかぶの白ワイン蒸し/カキフライ しば漬タルタル/ブロッコリーのバジル和え〉の三品。

サクぷりの衣、紫色のタルタル、湯気の向こうの白ワイン香…どれも食欲を直撃しました。

さらにドラマパートは、商店街の漫才大会に参戦する展開で、笑いの“間”と晩酌の“間”が響き合う設計。

視線・呼吸・手元の高さで味を引き上げる“所作の演技”が、揚げ音と泡のリズムにぴたりと合う回でした。

 

「晩酌の流儀4」秋冬編・第8話レビュー ドラマパート:漫才の“間”で飲ませる——ナイスの壁と、美幸の静かな闘志

というわけで、お客として職場に現れた漫才師・漫堂(濱津隆之)に誘われ、美幸は商店街の漫才大会へ。

序盤は客席の反応が伸びず苦戦ムードですが、伝説コンビ“ナイス”(土屋伸之×塙宣之)が立ちはだかる展開で緊張度が一気に上がります。

ここで注目は、美幸の“言葉を節約する”スタイルで相方の呼吸に合わせて半拍待つ“間”が、のちの揚げ工程のテンポ感と共鳴。

笑いのリズムで体温が上がり、帰宅後の一杯にスムーズに接続する導線が気持ちいい。

 

“言葉少なめ”の説得力:視線・姿勢・手元の高さで温度を揃える

まず、美幸の演技は声量よりも“高さ”が軸で立ち位置を数センチだけ寄せ、視線で次の台詞を促す。

すると客席の空気がふわりと緩み、笑いが後追いでやってくる。

帰宅後も同じで、鍋・バット・皿の高さを丁寧に揃え、油面と手元の距離を一定に保つ所作が揚げ音のキレを生む。

結果、映像の温度と食卓の温度が一致して“飲ませる空気”が完成。

 

ナイスの壁が生む“逆説の追い風”

次に、“勝てないかも”という圧が、皮肉にも晩酌パートを後押しします。

プレッシャーで張った肩を、油の弾ける音とビールの泡がほどいていく。

漫才で作った緊張が、家での“揚げ→盛り→一拍”に変換され、シバ漬け色のタルタルへ寄るほどに心拍が落ち着く。

つまり、前半にためたストレスを後半でおいしく払う構図だったのかな。

 

SNSの反応:紫のタルタルが主役を奪う

そして放送前からSNSは三品に大盛り上がりしていた様子。

特に“しば漬タルタル”のビジュアルに「天才」「今夜やる」の声が集中。

白ワイン蒸しとバジル和えの“温冷・緑白”に、紫のワンポイントが刺さる配色は、公式X/Instagramの先出しメニューで明確でした。

揚げ音、泡、紫…映像的カタルシスがそろい踏み。

視聴後の“作ってみた”報告も増えそうや予感です。

 

 「晩酌の流儀4」秋冬編・第8話レビュー “しば漬タルタル”が決め手のサクぷりカキフライ!

前述のように、メニューは〈カキとかぶの白ワイン蒸し/カキフライ しば漬タルタル/ブロッコリーのバジル和え〉。

構成は、蒸し=柔らかい熱、揚げ=尖った熱、和え=冷の抜け。

温度・油・酸の循環で飲み疲れを防ぎ、背徳感と罪悪感のバランスを取ります。

まずは“蒸して香りを立て”、次に“衣でうま味を閉じ”、最後に“青で口をリセット”。

 

カキとかぶの白ワイン蒸し:湯気で“前菜とチューニング”を同時に

【材料(2人)】

牡蠣むき身200g、かぶ小2、にんにく薄切り、オリーブ油少々、白ワイン100ml、塩、胡椒、レモン。

【手順】

1)かぶはくし切り、鍋に油→にんにく→かぶ→牡蠣を重ねる。

2)白ワイン・塩少々で蓋、弱め中火で3〜4分。

3)胡椒とレモンで仕上げ。

【コツ】

牡蠣は塩水でやさしく揺すってからキッチンペーパーで水気を取る。

火は入れすぎない。

湯気の香りが食卓の“助走”になるのがこの一皿。

 

カキフライ “しば漬タルタル”:紫の酸味で背徳を中和

【材料】

牡蠣むき身12粒、薄力粉・溶き卵・パン粉、揚げ油。タルタル=しば漬(粗みじん)大さじ2、ゆで卵1、玉ねぎみじん、マヨ大さじ2〜3、レモン、胡椒。

【手順】

1) 牡蠣は下処理→粉→卵→パン粉の順。

2) 170〜175℃でカリッと揚げ、油を切る。

3) タルタルを合わせ、熱いうちにオン。

【コツ】

タルタルは塩分がしば漬で入るので塩は控えめ。

紫の酸味と食感が油を軽くし、無限ループを招きます。

 

ブロッコリーのバジル和え:青の香りで口をリセット

【材料】

ブロッコリー1株、バジル(乾燥でもOK)、オリーブ油、塩、胡椒、レモン皮少々。

【手順】

1) 小房に分け塩茹で1分→ざるへ。

2) 温かいうちに油・塩・胡椒・バジルで和える。

3) 仕上げにレモン皮をすりおろす。

【コツ】

“温サラダ”で香りを抱かせるのが鍵。

衣の油をさらりと洗い流し、次の一杯へ橋渡し。

 

「晩酌の流儀4」秋冬編・第8話レビュー 余韻まで飲ませる所作

結局、味を決めるのは“所作”。

油面に対して手元は水平、バット→網→皿の動線を最短に。

揚げ音が落ち着いたら数秒数えて盛る——それだけで衣の歯切れが変わる。

さらに、紫のタルタルは“のせて1拍置いてから”、泡はグラスの壁を伝わせて静かに注ぎ、最後だけ少し立てる。

 

“揚げ音のASMR”を作る:温度・水分・距離

まず、温度は175℃前後をキープなのだろうか。

衣を少量落として“底で静かに踊る”音なら適温。

牡蠣の水分は敵なので、下処理後のペーパー二枚重ねが近道。

鍋は深め、小さめバッチ、菜箸は油面から2〜3cm上を保ち、衣をつぶさない。

これだけで“サクッ”が生まれ、一杯目の泡が倍うまくなります(^_-)-☆。

 

“紫の魔法”の設計:刻み方と酸の足し引き

次に、しば漬は粗みじんで“存在感”を残す。

酸はレモンで明るく、重心はマヨで受け止める。

玉ねぎは水にさらさず、塩を控えめにして“辛み少し”を活かすと、揚げ物と対等に戦える。

紫の粒感が衣のザクザクを“音”でも補強される思ったらと自然とパブロフの犬のようになってしまった私(笑)。

 

“青の救済”で無限ループを回避

最後に、ブロッコリーの青さで“飲み過ぎスパイラル”を抑える。温かい状態で油と和えると香りが立ち、酸は後追いで微調整。

これで“もう一杯”は進むのに、胃は重くならない。

 

まとめ

第8話は“笑いの間”と“揚げの間”をつなぐ心地よい一本。

ナイスという強敵にぶつかる前半で体温を上げ、後半のキッチンで油・泡・湯気のリズムに変換。

美幸は言葉少なめ、視線と手元で空気を整え、サクぷりの牡蠣に紫の酸味をふわりと着地させる。

だから、画面の温度と食卓の温度がぴたりと重なり、見ている側も“もう一杯”が自然に欲しくなる。

料理は、①白ワイン蒸し=湯気で助走、②しば漬タルタルのカキフライ=背徳の主役、③バジル和え=緑の救済。

三角形の循環で飲み疲れ知らずで、家庭再現もしやすい構成でした。

揚げ音がいい夜は、だいたい人生もいい。

 

ゴン太教授の感想(おまけ)

  • その1:接客の空気椅子、さすがに凄すぎ。 さらに“自宅まで坂多め”は今回初耳で、なるほど一杯目が旨くなる設計ね、と膝を打ちました(体幹、大事)。
  • その2:牡蠣の下ごしらえの段から、もう旨そう。 ペーパー二枚重ねで水気を切る所作、あれは正義。揚げ音が高く細くなる瞬間、ビール注いじゃうやつ。
  • その3:今夜のグラスと角ハイの缶、最高。 いつもと違うビールグラスの口当たりが軽く、揚げ物との相性で角ハイがドンピシャで角ハイボール缶の存在感も“画”として気持ちいい。

 

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こんにちは!30年間様々なマーケティング手法を取入れ営業に携わってきた、福島県出身のゴン太です。日々、スポーツで汗をかくことで心身ともにリフレッシュするのが好きです。特に、重量級なが らも情熱を持ってサイクリングを楽しん でいます。仲間たちとのランチライド は、私の週末のハイライト! お酒を楽しむことも、私の大切なリラックスタイム。旅行へ出かけることで新たな土地の文化や美味しいものを探求するのも、私の生きがいの一つです。 ここでは、サイクリングの冒険、旅行記、日々の発見や思いをシェアしていきたいと思っています。同じ趣味を持つ方、興味を持ってくださった方へ役立って、繋がれたら嬉しいです!