晩酌の流儀5 第3話|撮影現場でも揺るがない美幸の晩酌哲学。マグロ三昧と北海道クラフトビールに酔う夜

晩酌の流儀5③

「究極の晩酌」と聞くと、美味しい料理やお酒を思い浮かべる人が多いでしょう。

しかし『晩酌の流儀5』第3話は、それだけではありませんでした。

今回はまさかの「晩酌ドラマの撮影現場」が舞台。

主演俳優の酒賀須喜蔵(津田寛治)のために、美幸(栗山千明)が撮影協力をするという、これまでにない展開です。

撮影のための料理と、本当にお酒を楽しむための料理。

この違いを、美幸らしい細やかなこだわりで描いた一話でした。

そして最後に登場する北海道・帯広のクラフトビール「麦日和」。

北海道好きの私にとっても思わず笑顔になった、印象深いエピソードです。

 

今回のあらすじ

楓(石川瑠華)から頼まれ、美幸は晩酌ドラマの撮影現場へ協力することになります。

主演は酒賀須喜蔵(津田寛治)。

しかし撮影で作られる料理は、見た目重視。

美幸にとっては「本当にお酒が美味しく飲める料理」とは少し違いました。

それでも彼女は一切妥協しません。

料理の見せ方から酒を飲む瞬間まで、一つひとつの積み重ねにこだわり抜きます。

その姿勢は撮影スタッフにも伝わり、現場全体の空気を変えていきます。

撮影終了後、美幸は自宅で本当の晩酌タイムへ。

「マグロのサルサカルパッチョ」「焼きマグロなめろう風」「ねぎトロ明太マヨ和え」というマグロづくしの三品とともに、この日最高の一杯を楽しみます。

 

今回の晩酌メニューとお酒

マグロのサルサカルパッチョ

主役となるメバチマグロを彩り豊かな野菜と合わせたカルパッチョ。

「あなたをしっかり輝かせる。」

そう語りかけながら料理を仕上げる美幸の姿が印象的でした。

食材を単なる材料として扱うのではなく、一番魅力的な姿に導く。

その考え方が料理にも表れています。

爽やかな酸味と野菜の食感がビールとの相性をさらに引き立てていました。

 

焼きマグロなめろう風

軽く火を通したマグロを使った、香ばしさが魅力の一品。

なめろう風に仕上げることで、味噌や薬味の香りが際立ち、お酒が止まらなくなる組み合わせです。

生とは違う食感が加わり、一皿で二度楽しめる工夫も『晩酌の流儀』らしい発想でした。

 

ねぎトロ明太マヨ和え

ねぎトロに明太子とマヨネーズを合わせた、おつまみ感たっぷりの一品。

濃厚でクリーミーな味わいは、ビールだけでなく焼酎や日本酒にも合いそうです。

シンプルな食材でも組み合わせ次第で新しい美味しさが生まれることを教えてくれる料理でした。

 

今回のお酒

今回登場したのは北海道帯広市のクラフトビール「麦日和」。

撮影ではこのクラフトビールが使われ、その後、美幸はおなじみの金麦でも晩酌を楽しみます。

北海道好きとしては、帯広のクラフトビールがドラマに登場したことだけでも嬉しい演出でした。

ウィーンラガーらしい香ばしさを想像しながら見ていると、自宅でも飲んでみたくなります。

今回のシリーズならではの一杯が登場するのも、このドラマの魅力の一つだと感じました。

今回は2部作の様相で、もちろん後半の定番の晩酌に定番の金麦は欠かせないビール。

 

美幸の晩酌哲学

印象に残ったシーン

今回最も印象的だったのは、美幸が「こんなお酒のあてで本当にいいのだろうか」と自問自答する場面です。

撮影用だから妥協する。

そんな考えを持たないところが美幸らしさ。

さらに、実際には飲んでいないのに、パントマイムだけで美味しそうにビールを飲む演技も見事でした。

「美味しさ」は料理だけではなく、人の表情や空気感でも伝わることを改めて感じさせられました。

 

心に残ったセリフ

今回特に共感したのは、監督へ向けたこの言葉です。

「細かい積み重ねが人の心を動かす。」

料理も仕事も趣味も、一度の大きな成功より毎日の積み重ね。

まさに私自身がブログを書き続ける中で大切にしている考え方とも重なりました。

そして、メバチマグロに向かって語りかけた

「あなたをしっかり輝かせる。」

という言葉。

食材一つにも敬意を払う美幸らしい名セリフだったと思います。

 

第3話感想

今回はこれまでにない撮影現場を舞台にした構成で、とても新鮮でした。

「美味しいお酒を飲ませてみせます」と言い切る美幸の覚悟が、まさに『晩酌の流儀』の世界観そのもの。

撮影用の中華料理と、本来の晩酌のための料理という二つの軸で物語が進むため、最後までワクワクしながら見ることができました。

脚本家自身の晩酌への思いが込められているようにも感じ、思わず引き込まれる一話でした。

そして北海道・帯広のクラフトビール「麦日和」が登場した瞬間は、北海道好きとして思わず嬉しくなりました。

 

まとめ

『晩酌の流儀5』第3話は、料理を作る技術ではなく、「誰かに美味しいお酒を飲んでもらいたい」という気持ちが伝わる作品でした。

撮影だから適当でいい。

そんな妥協を許さず、一つひとつの所作や料理への向き合い方を積み重ねる美幸。

その姿勢がスタッフ全員の意識を変え、作品そのものをより良いものへと導いていきます。

今回のテーマは、料理だけではありません。

仕事でも趣味でも、人を感動させるのは小さな積み重ね。

「細かい積み重ねが人の心を動かす」という言葉には、ドラマ全体のメッセージが凝縮されているように感じました。

そして最後に登場したマグロ三昧の晩酌。

彩り豊かなカルパッチョ、香ばしい焼きマグロ、濃厚なねぎトロ明太マヨ。

それぞれ違う味わいがありながら、一杯のビールを最高の時間へと導いてくれます。

北海道・帯広のクラフトビール「麦日和」が登場した演出も印象的で、北海道好きの私には特別なご褒美でした。

今回もまた、美味しい料理と一杯のお酒だけでは終わらない『晩酌の流儀』らしい、人の心まで温かくしてくれる一話でした。

 

 

🍺 ゴン太教授の晩酌研究室

晩酌の流儀5③

第3回 「カルパッチョ」と「たたき」は何が違う?

今回、美幸が作った「マグロのサルサカルパッチョ」。

ところで、カルパッチョと「たたき」は何が違うか知っていますか?

実は調理法もルーツもまったく違います。

カルパッチョはイタリア料理で、生の魚や肉を薄く切り、オリーブオイルやレモン、ビネガーなどで味付けをする料理です。素材そのものの旨味を楽しむ前菜として親しまれています。

一方、たたきは日本料理。表面だけを軽く炙って香ばしさを加えたり、包丁で細かく刻んで薬味と合わせたりする調理法です。

今回の「焼きマグロなめろう風」は、日本らしい”たたき文化”の発想が感じられる一品でした。

つまり今回は、

  • イタリアのカルパッチョ
  • 日本のなめろう
  • 明太マヨという現代アレンジ

という三つの文化が一皿に集まった、とても面白い晩酌メニューだったのです。

美幸が「あなたをしっかり輝かせる」とメバチマグロに語りかけたように、料理は食材の個性を引き出してこそ完成します。

ゴン太教授の結論

「最高の晩酌とは、料理の国籍ではなく、食材が一番輝く食べ方を選ぶこと。」

次回も、ドラマの料理から”ちょっと人に話したくなる晩酌雑学”を研究していきます。

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