「今日はグリーンラインを登ろう。」
朝まではそう考えていました。
いつもの私なら、入間市から飯能方面へ向かい、グリーンラインの坂道へ挑みます。
苦しい登坂の先にある達成感は、自転車の大きな魅力です。
しかし、この日の暑さは朝から格別でした。
「今日は無理をしない。」
そう決めた瞬間、目的地を変えました。
向かったのは八高線沿いの駅巡り。
スタートは入間市の金子駅。
途中、明覚駅を訪れ、最終目的地は小川町駅です。
普段はグリーンラインへ向かうことが多い私ですが、八高線沿いの駅を目指して走るのは今回が初めてでした。
明覚駅を過ぎても、もう少し先へ
普段なら、明覚駅の近くから山へ入り、グリーンラインへ向かうルートを選びます。
少し足を延ばせば、登坂練習にはちょうど良いコースです。
ヒルクライマー練習のメッカ、白石峠もあります。
それでも今日は平地を選択しました。
60代になると、「鍛える日」と「楽しむ日」を分けることも、長く自転車を続けるコツだと感じています。
八高線沿いの田園風景を眺めながらゆっくり走ると、普段は気付かない景色が見えてきます。
静かな駅舎。
列車がゆっくりホームへ入る音。
昔ながらの町並み。
初めて立ち寄った明覚駅で一息つくと、「ここで折り返してもいいかな」と少し考えました。
でも、せっかくここまで来たのだから、もう一駅先へ。
ペダルを回し続け、最終目的地の小川町駅に到着しました。
一駅先まで走っただけなのに、不思議と小さな達成感があります。
夏のサイクリングは補給が一番のトレーニング

この日の相手は坂ではありません。
真夏の暑さです。
脱水やハンガーノックだけは避けたい。
そのため、今日はコンビニで3回休憩しました。
冷たい飲み物を補給し、氷を買ってボトルへ投入。
キンキンに冷えたボトルを自転車へ戻すだけで、生き返るような気分になります。
エネルギー補給は、パンではなく”ねっとり系”を選択。
ローソンのミルフィーユ。
セブンイレブンのホイップクリーム入りどら焼き。
疲れた身体に甘さが染み込み、「これが今日一番のご褒美かもしれない」と思うほどのおいしさでした。
汗をかいたのに体重は400グラム増えていた(笑)

これだけ汗をかいたのだから、体重は減っているはず。
そう思いながら帰宅後に体重計へ乗ると…
昨日より400グラム増えていました(笑)。
「補給しすぎたかな。」
思わず一人で笑ってしまいました。
でも、それだけ水分とエネルギーをしっかり補給できた証拠です。
夏のライドは、体重を減らすことより、安全に帰宅することの方が何倍も大切。
60代になると、その”無理をしない判断”も経験の一つだと感じます。
明覚駅、そして小川町駅まで走って気付いたこと

明覚駅、オシャレ。 pic.twitter.com/FQaqUinGC5
— EH500金太郎 のんすとっぷ (@EH500_Kintarou) July 18, 2026
今回のライドで改めて思ったのは、「目的を変えるだけで、いつもの道が新しい景色になる」ということです。
坂を登る日もあれば、駅を巡る日があってもいい。
今日は明覚駅を経由し、小川町駅まで走るというシンプルな目的だけでした。
それだけで、見慣れた八高線沿いの道が、ちょっとした旅のように感じられました。
60代になると、速さや距離を競うよりも、その日の体調や気分に合わせて楽しむ方が、自転車はもっと面白くなります。
次はどの駅まで走ろうか。
そんな新しい楽しみが、一つ増えた一日でした。
坂を登ることだけが前進ではありません。
明覚駅を過ぎ、小川町駅までゆっくりペダルを回した今日のように、自分の体調や気持ちに合わせて走ることも、60代のサイクリングの楽しみ方なのだと思います。
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