『晩酌の流儀5』第7話ネタバレ・感想|麻婆カレーと惣菜アレンジ3品、強盗騒ぎの結末

晩酌の流儀5/第7話

強盗事件の直後に、麻婆豆腐とカレーを合体させるとは。

美幸の気持ちの切り替えは、護身術より鮮やかでした。

『晩酌の流儀5 ~夏編~』第7話「麻婆カレー」は、伊澤美幸(栗山千明)が護身術道場の帰りに立ち寄ったスーパー・ツルマートで強盗事件に巻き込まれる、シリーズでも異色の一話です。

店長の珍山(ミスターちん)、店員の牛場(馬場裕之)と倉庫に閉じ込められ、最高の晩酌が遠のいていく――はずなのに、物語は緊張よりもどこか可笑しい方向へ転がっていきます。

そして帰宅後の食卓に並んだのは、ナポリタンサラダ、焼き鳥のアヒージョ、麻婆カレーの三品。

すべて市販の惣菜やレトルト食品を活用しながら、ひと手間で別の料理へ変えるアイデアメニューでした。

とりわけ、ポテトサラダにケチャップで炒めたピーマンやソーセージを加える場面は、思わず手を止めて見入ってしまいます。

この記事では、『晩酌の流儀5』第7話のあらすじとネタバレ、強盗役を含むゲストキャスト、三品の簡単レシピ、金麦との相性、印象に残ったセリフ、そしてゴンタ教授の感想まで詳しく振り返ります。

 

『晩酌の流儀5』第7話のあらすじ|護身術の帰りに強盗と遭遇

最高の晩酌を守るためなら、日中の過ごし方にも手を抜かない美幸。

第7話では、万が一の危険で晩酌ができなくなる事態を避けるため、護身術を習っていることが明かされます。

そこまで晩酌中心に人生を組み立てるのかと笑ってしまいますが、本人はいたって真剣です。

護身術道場からの帰り、美幸が閉店間際のツルマートへ立ち寄ると、店内には刃物を持った強盗・和田(岩田龍門)がいました。

習った技を試そうと前へ出る美幸。

しかし、珍山と牛場も巻き込まれ、三人は店の倉庫へ閉じ込められてしまいます。

本来なら緊迫した場面です。

ところが、倉庫の中でも珍山と牛場はどこかマイペース。

目の前の食べ物や飲み物に気持ちが向き、美幸だけが『このままでは最高の晩酌に間に合わない』と焦っているように見えます。

この温度差が、第7話らしい笑いを生みました。

 

倉庫の心理戦と護身術の“まさかの誤爆”

倉庫の外にいる強盗に対し、美幸たちは声や物音を使って揺さぶりをかけます。

犯人の姿が見えないまま続くやり取りは、サスペンスというよりコントに近いテンポです。

美幸が護身術を披露する瞬間を待つほど、こちらの期待も大きくなっていきます。

やがて扉が開き、美幸の技が炸裂します。

しかし、その一撃を受けたのは強盗ではなく、助けに入った人物。

満を持して繰り出した護身術が見事に空回りする結末に、思わず苦笑いしてしまいました。

危険を前に飛び出す勇気は立派ですが、美幸は少々前のめりです。

その後、強盗をしようとした和田が高校生で、本人なりの事情を抱えていたことが分かります。

珍山の対応には人情味がある一方、現実の事件なら刃物を持つ相手に近づかず、まず警察へ通報するのが大前提です。

ドラマだからこその展開として受け止めたい場面でした。

 

第7話のゲストキャスト|強盗・和田役は岩田龍門

澤美幸:栗山千明

牛場:馬場裕之(ロバート)

珍山:ミスターちん

和田:岩田龍門

護身術の先生:安藤紗織

第7話は、美幸・珍山・牛場の三人が倉庫で見せる掛け合いが中心です。

馬場裕之さんの料理好きなイメージも重なり、牛場が食べ物を前にすると妙に説得力が増すのも、このシリーズならではの楽しさでした。

 

第7話の晩酌メニュー|惣菜が別料理へ変わる三段活用

事件を終えて帰宅した美幸は、スーパーでもらった惣菜や市販品をそのまま並べません。

切る、炒める、温める、混ぜる。

ほんのひと手間で三品の市販品を“今夜だけの晩酌料理”へ変えていきます。

豪華な食材より、発想で食卓を豊かにする。

第7話の料理は、家庭で再現しやすい点でも魅力的でした。

 

ナポリタンサラダ|ポテトサラダにケチャップ炒めを合わせる

今回、ゴンタ教授が最も驚いたのがナポリタンサラダです。

薄切りの玉ねぎとピーマン、斜め切りのソーセージをバターで炒め、ケチャップを加えます。

ここまではナポリタンらしい工程ですが、美幸はそこへ市販のポテトサラダを投入しました。

温かいケチャップの酸味と甘み、ソーセージの旨味、ピーマンのほろ苦さが、ポテトサラダのまろやかさへ溶け込む。

麺を使わずに“ナポリタン味”を成立させる発想です。

ポテトサラダが余った翌日にも試せそうで、見た瞬間に味を想像したくなる一皿でした。

主な材料:玉ねぎ、ピーマン、ソーセージ、バター、ケチャップ、市販のポテトサラダ

  1. 玉ねぎとピーマンは薄切り、ソーセージは斜め切りにする。
  2. フライパンにバターを溶かし、玉ねぎ、ピーマン、ソーセージを炒める。
  3. ケチャップを加え、市販のポテトサラダを入れて軽く炒め合わせる。

 

焼き鳥のアヒージョ|串焼きをオイル煮に変える

二品目は、惣菜の焼き鳥を使ったアヒージョです。焼き鳥を串から外し、チキンコンソメをなじませてから、オリーブオイル、刻みにんにく、鷹の爪と一緒に小鍋で温めます。

すでに火が通っている焼き鳥を使うため、短時間で香りの強い一品が完成します。

焼き鳥だけでも十分にビールのつまみですが、アヒージョにすると、にんにくの香りとオリーブオイルのコクが加わります。

串から外すだけで食べやすくなり、残ったオイルにパンを浸したくなる。

惣菜の“完成品”をもう一度料理する、美幸らしいひと手間です。

主な材料:市販の焼き鳥、チキンコンソメ、オリーブオイル、にんにく、鷹の爪

  1. 焼き鳥を串から外し、チキンコンソメを混ぜ合わせる。
  2. 小鍋に焼き鳥を入れ、オリーブオイル、刻みにんにく、鷹の爪を加える。
  3. 弱めの火で温め、オイルが煮立ったら完成。

 

麻婆カレー|麻婆の辛さをカレーのパンチが追いかける

そして第7話の主役が麻婆カレーです。フライパンで食べるラー油を温め、市販の麻婆豆腐とレトルトのチキンカレーを加えます。

沸騰したら小ねぎを入れ、軽く煮詰めれば完成。

麻婆豆腐を一から作る必要がないため、帰宅が遅くなった夜でも再現しやすい料理です。

麻婆豆腐のしびれる辛さと豆腐のやわらかさ。

その直後に、カレーのスパイスとコクが追いかけてくる。

似た方向の“辛い料理”を重ねるのではなく、それぞれの香りと旨味を一皿で競わせるところが面白い。

ご飯にかけても、パンやナンを添えても楽しめそうです。

主な材料:市販の麻婆豆腐、レトルトチキンカレー、小ねぎ、食べるラー油

  1. フライパンに食べるラー油を入れて温める。
  2. 麻婆豆腐とレトルトチキンカレーを加え、全体を温める。
  3. 沸騰したら小ねぎを加え、軽く煮詰める。

 

第7話のお酒は金麦|いつもと違う形のグラスにも注目

一杯目は、今回も盤石の金麦です。

強盗騒ぎで予定が崩れ、帰宅が遅くなった分だけ、缶を開ける瞬間の解放感が大きく見えました。

にんにく、ケチャップ、麻婆、カレーと味の輪郭が濃い三品には、冷たい一杯の爽快感がよく合います。

今回、もう一つ気になったのがグラスの形です。

いつもの細身のグラスとは印象が異なり、口元が広く、ビールの色と泡をゆったり見せる形に感じられました。

こうした器の変化に気づくのも、長く見続けているファンの楽しみです。

 

ゴンタ教授の晩酌研究室|なぜ『ひと手間』が惣菜を自分の料理に変えるのか?

今回の研究テーマは、『なぜ市販の惣菜やレトルト食品にひと手間加えるだけで、晩酌の満足度が上がるのか?』です。

第7話の三品には共通点があります。どれも素材から一から作ってはいません。

それでも、美幸の食卓に並んだ瞬間には、元の惣菜とはまったく別の料理に見えました。

 

理由① 美幸自身が味の行き先を決めているからでしょう。

ポテトサラダをナポリタン味にする。

焼き鳥をアヒージョにする。

麻婆豆腐とカレーを組み合わせる。

買ってきたものをそのまま食べるのではなく、『今夜はこの味で飲みたい』と選び直しています。

この小さな選択が、惣菜を“誰かが作った料理”から“自分の晩酌料理”へ変えるのです。

 

理由② 香りと温度の変化です。

バターとケチャップの香り、にんにくを加えたオリーブオイルの熱、麻婆とカレーが重なるスパイス感。

温めたり炒めたりすることで香りが立ち、台所にいる時間そのものが晩酌の助走になります。

完成品に足しているのは調味料だけではありません。

『これから飲むぞ』という期待まで加えているのです。

 

物語の流れで考えると、ここがさらに面白い。

美幸は強盗事件によって予定を狂わされ、自分の時間を奪われました。

しかし帰宅後は、切る、炒める、混ぜるという小さな作業を自分の順番で進めます。

料理を整えることによって、乱された一日を自分の手に取り戻しているように見えました。

晩酌は単なるご褒美ではなく、一日の主導権を自分へ戻す儀式なのでしょう。

私も営業や運動で帰宅が遅くなれば、毎回すべてを一から作るのは難しい。

それでも、惣菜に薬味を足す、フライパンで温め直す、別の味と組み合わせる程度ならできます。

手抜きか手作りかの二択ではありません。

無理なく自分好みに近づける。

その工夫こそ、毎日の晩酌を続けて楽しむ現実的な流儀だと思います。

 

研究結果

ひと手間とは、料理を豪華にするためだけの作業ではない。

一日を自分の手に戻し、惣菜を『今夜の自分の料理』へ変えるスイッチである。

これぞゴン太教授が考える、第7話の晩酌の流儀です。

 

印象に残ったセリフ|麻婆とカレーは“りくりゅうペア”級のコンビ

「麻婆の後に、すぐさまカレーのパンチが追いかけてくる。

世の中にはさまざまなペアがあるが、りくりゅうペアもびっくりのコンビネーション」

今回の料理を最も分かりやすく表した言葉です。

ここでいう“りくりゅうペア”は、もちろんフィギュアスケートの三浦璃来選手と木原龍一選手のペアを思わせる表現でしょう。

麻婆とカレーが交互に主張しながら、一皿としてまとまる。

その連係をトップペアにたとえるのが、実に『晩酌の流儀』らしい大げささです。

しかも、第7話は強盗事件という大ピンチから始まりました。

事件の緊張を引きずらず、最後は料理のコンビネーションへ意識を集中させる。

この切り替えこそ、美幸が毎日を自分の時間へ戻す“流儀”なのだと思います。

 

ゴンタ教授の感想|無謀さに苦笑、惣菜アレンジに拍手

いくら護身術を習っているとはいえ、刃物を持つ強盗に立ち向かおうとする美幸は、さすがに無謀です。

『晩酌を守るため』という理由は美幸らしくて笑えますが、こちらとしては晩酌より先に命を守ってほしい。

満を持して放った技が別の相手に決まる展開も含め、今回は美幸の前のめりな性格がよく出ていました。

一方で、料理パートには素直に拍手です。

もらった惣菜を容器から出して終わりにせず、少しだけ手を加えて、自分が今いちばん食べたい味へ変える。

特に、ケチャップで炒めたピーマンとソーセージへポテトサラダを加える瞬間は、初めて見る調理法で想像力を刺激されました。

仕事や運動で疲れた夜、すべてを一から作るのは大変です。

しかし、惣菜に一つ材料を足す、温め方を変える、別の味と組み合わせる。

その程度なら挑戦できます。

第7話は、完璧な手料理でなくても、自分のためのひと手間が晩酌を特別にすることを教えてくれました。

 

まとめ|『晩酌の流儀5』第7話は麻婆カレーと惣菜アレンジが光る回

『晩酌の流儀5 ~夏編~』第7話「麻婆カレー」は、護身術道場の帰りに強盗事件へ巻き込まれるという、シリーズでも珍しい展開から始まりました。

伊澤美幸は珍山、牛場とツルマートの倉庫に閉じ込められ、外にいる強盗・和田と心理戦を繰り広げます。

ようやく護身術を披露したと思えば、技を受けたのは犯人ではない人物。勇気と無謀さが紙一重の、美幸らしいドタバタ劇でした。

しかし、第7話の本当の見どころは、事件後の晩酌です。

ナポリタンサラダは、市販のポテトサラダに玉ねぎ、ピーマン、ソーセージのケチャップ炒めを合わせる驚きの一品。

焼き鳥のアヒージョは、惣菜の串焼きをにんにくとオリーブオイルで香り豊かに変えます。

そして麻婆カレーは、市販の麻婆豆腐とレトルトチキンカレーを食べるラー油でつなぎ、二つの辛さとコクを一皿にまとめました。

一杯目はおなじみの金麦。

味の濃い三品を受け止める冷たさと爽快感は、大ピンチを乗り越えた夜のご褒美にぴったりです。

いつもと少し違って見えたグラスも含め、料理だけでなく飲み方や器まで眺めたくなる晩酌でした。

豪華な食材がなくても、市販の惣菜にひと手間を加えれば、食卓は自分だけの特別な場所になる。

『晩酌の流儀5』第7話は、麻婆カレーのおいしさとともに、そんな身近な工夫の楽しさを教えてくれた回でした。

さて、今夜はポテトサラダを買って帰ろうか。

もちろん、冷たい一杯も忘れずに。

これこそ、ゴンタ教授の晩酌の流儀です。

【参考情報】

テレビ東京 第7話番組情報

テレビ東京『晩酌の流儀5』公式サイト

テレビ大阪 第7話番組情報・出演者

テレ東公式X 第7話の料理紹介

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